投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2016/02/17 7:13
2016年2月17日(水)(晴れ)
先週の土曜日烏山小学校6年5組の同窓会が千歳烏山駅近くのイタリアン・レストランで開催されました。
小さいけれど、こじゃれたレストランは幹事団のおかげなのか2時間貸切だそうです。
新宿から京王線に乗るのは久しぶり・・・
確か1クラス40人ぐらいだったと思いますが、この日出席したのは20名ほど。
当時11、12歳の健気なおこちゃま達も今や定年に近い立派なおっさん、おばさんです。
唯一のアイデンティティと言えるかもしれないんですが、所謂記憶力系全般を得意とするワタクシは全員顔とフルネームの名前が一致しました。
当時の小学校生活が走馬灯のように思い出されます。
当時28歳の運動神経抜群の熱血先生だった担任の男のA先生も今や御年73歳((´´ж`*))
幹事から乾杯の挨拶を促されると、
「人前で話しをするのは久しぶりなので、今日は原稿を書いてきました。ちょっと長くなるかもしれませんが・・・」
とかばんから原稿の書かれた分厚い手帳を取り出されました。
そういえばワタクシの経営のお師匠さんも70歳を越えたころから、人前でスピーチする際の話しがものすご~~く長かったので、先生の年齢を踏まえ、ある程度の長さは覚悟しておりましたが・・・・
先に注がれたビールの泡はとっくに消え、30分を過ぎても全く結びに入る気配がありません。
; (・´ω`・);
さすがに幹事が「先生、とりあえず乾杯を先にして残りのお話はあとでゆっくり・・・」とナイスフォロー('∇^d)
たぶん皆ホッとしたと思います。ε=( ̄。 ̄;) きっと最初のお料理を出そうとしていたお店の人も・・・
そんな中で、ひとつ印象的な話がありました。
H文科相と同じようなことをおっしゃったのです。
「当時は時には平手でたたいたり、廊下に立たせたりしたことが幾度となくありました。本当にすみませんでした。心からお詫びいたします。心当たりのある方がこの中にはいっぱいいるはずです。どうか許してください。」
m(_ _)m
そう、昔は公立の学校では先生が生徒にゲンコツや平手打ちをくらわしたり、廊下に立たせたり、チョークを投げつけたり・・・ってわりと普通に行われていたような気が致します。
(中学・高校は私立の女子高でしたので、そのようなことは一度もありませんでしたが・・・)
所謂「体罰」ってヤツ。
そのころ既に学校教育法の第11条(体罰の禁止)も制定されていたけど、先生も生徒もましてや親ですらだ~~~れも気にしていなかったように思います。
現在の学校でそんなことしたら大変!!(`(エ)´)ノ_彡
モンスター・ペアレントと称される人種も年々増えているそうだし・・・
確かに暴力はNGだけど、この日の主賓であるA先生のような、生徒の為を思い、愛情をもって叱責し、時にはゲンコツや平手打ちをしてくれる先生が今や「絶滅種」であるのはちょっと残念な気がしました。
子供の時から叱られたり、厳しく躾をされるって、その人の成長のためには、必要なことだとワタクシは思いますが・・・
こんな風に考えるのは古いんですかね~~ (=・・=)
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2015/08/06 7:38
2015年8月6日(木)(晴れ)
東京は連日猛暑が続きます。統計を取り始めてからの猛暑日記録を更新しているそう。(;^_^A
先週の土曜日、芝浦工大MOT秋入学者の修士論文最終審査発表会と懇親会がありました。
3月に卒業してから、同期生達と平日の仕事帰りに飲みに行ったことはありますが、大学校舎を訪れるのは久しぶりです。
所属していたゼミの研究室に行くと、発表を控えたゼミ生が教員の指導の下、PCを前にぶつぶつプレゼンの練習をしています。
研究室には1年生も数名いて、互いの研究課題についての議論の真っ最中!!(1年生は基礎課題発表があるらしい。)
その中の一人の女性学生(30代中頃の社会人)が
「お久しぶりです。」
と声をかけてきました。
正直、最初はどなたかわかりませんでした。
「IT企業の女性セミナーで長田さんの講演を聞いて、いっぱい質問をして、懇親会の司会もしました。あの時の講演の中でおっしゃった「日本企業では男性は期待、女性は実績で昇格する。それはおかしい。」はあの時も今でもその通りと思っています。そのときにMOTの話を聞いたので、自身のキャリアUPと勉強のために今年からMOTに入学しました。」
そういえば、ワタクシがMOTに入学した2013年、知り合いのIT企業の社長に頼まれて、複数のIT企業の女性社員30名(ぐらいだったかな?)と8社のIT企業の社長さん達に
「日本経済のパラダイムシフトと女性活躍の推進-弊社における女性活躍推進事例施策-」
という大層なテーマで講演をいたしました。
「へ~~(o・。・o)、意外なところで芝浦工大MOTの宣伝をしていたんだな・・・」
とちょっとびっくり!!(ノ゚ο゚)ノ
熱心に質問をしてきた彼女のことも思い出しました。
こんなにも向上心のある元気な女性技術者(管理職)、Pro-SPIREへ来ないかな?・・・
彼女の会社とは今のところ仕事での利害関係はないし、自腹でMOTの学費を出しているっぽいし、同じ研究室の後輩になったんだし・・・今度くどいてみようと思います。
修士論文の最終審査発表会が終わったのが14:30・・・
あとに続く1年生の発表を聞くことはパスして、久々に集まった10名の社会人同期生たちと懇親会が始まる18:00まで田町駅近くのバルで真昼間から酒盛り!!
(* ̄0 ̄*)ノ口
やっぱり、仕事をしながら2年間学業で苦楽をともにした、異業種の仲間との飲み会はめちゃめちゃ楽しいです。
o(´∇`*o)(o*´∇`)o
MOTを卒業した後、会社をやめて起業した人、取締役になった人、抜擢により飛び級で昇進を果たした人、オーナー社長として会社の持続的成長に一意専心している人・・・
それぞれがMOTで学んだことを活かして、頑張っているのがなんかうれしい。(*≧∀≦)ノ
18:00~20:30の大学内での懇親会を入れて、その日は6時間飲みっぱなし!!
お世話になった教授陣たちとアカデミック感のある話をするのも久しぶりでなんか新鮮!!_(゚ー゚*)_
凄く充実した土曜日でした。
ただ気がかりなのは、出来る事なら8月末に某学会に投稿しようと思っていた「ビジネス・エスノグラフィー」を分析手法に活用した論文・・・
たぶん、というか絶対に間に合わない・・・( ̄▽ ̄;)!!
新しい指導教官から「テーマをその学会の趣旨に貢献する内容に少々変更が必要」とのコメントを受けています。
選んだ学会が違っていたのかも・・・
夏休みが終わったら、論文内容か投稿先学会を再考です。
来週後半から再来週にかけて夏休みをいただきます。
今年はオーストリアのウィーン、デンマークのコペンハーゲン、チェコのプラハの3ヶ国、3都市を訪れます。
ということで、2週間ほどブログはお休みさせて頂きます。
旅行ブログをお楽しみに!!
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2015/02/13 7:13
2015年2月13日(金)(晴れ)
”I Could Have Danced All Night”(踊り明かそう!!)\(゜∀゜)丿
先週の土曜日、2月7日の夜はそんな気分でした。
朝の9:00から緊張感に包まれて開催された、MOT特定課題研究(修士論文)最終審査発表会・・・
一人25分の持ち時間で、15分のプレゼン、8分の教授・准教授達からの質疑応答、2分の入れ替え。
休憩時間をはさみながら、学籍番号順(つまりアイウエオ順)に計18名の学生が25分間に亘って、2年次1年間の研究成果を発表します。
ドレス・コードはスーツ、プレゼン時間は15分より短くても、長くても減点対象になるそうです。
ビジネスの世界でのプレゼンは数え切れないくらい行ってきましたが、アカデミックな世界の雰囲気は、いつもとはちょっと違う独特なものがあります。(・・*)
正直、2年前に帝国ホテルで開催した当社の「創立25周年感謝の会」での社長挨拶より緊張しました。
事前に指導教官から、プレゼンや質疑応答に関する厳しい指導があったし・・・
結局、15分かっきりでポイントを絞って話すことが出来るよう、前の晩に家でアナログ時計、PCと睨めっこをしながら夜中の2時まで繰り返しブツブツと声を出して練習しました。
旦那はちょっと引いてました。
こんなに入念にプレゼン準備をしたのは初めてです。
そういえば、「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン」にもジョブズがプレゼンの事前準備をいかに入念に行うかが書かれていました。
その内容を思うと及びもしませんね。┐(´ー`)┌
そして、本番!!
ワタクシは1回目の休憩直後のトップバッターです。
自分で言うのもなんですが、ワタクシは肝が据わると本番に強い方だと思います。
かまなかったし、結構達成感ありました。
たぶん、当日発表した誰もが、相当な疲れと2年に亘って仕事と勉強をやり遂げたという言葉では言い尽くせない達成感を味わったことと思います。
「技術」と「経営」の融合を戦略的に構想し、実務と理論を有機的に融合させることを教えて下さった先生方、そして多くの議論を交わした異業種の仲間たち!!
MOTでの様々な出会いは、これからの人生においても物凄く貴重な出会いです。!!
まだ、合否や修士号取得認定のお知らせは届いていませんが、素敵な方たちとの出会いに心から感謝です。!!
ヾ(*´ー`*)ノ
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2013/11/22 7:07
2013年11月22日(金)(晴れ)
昨日は目黒雅叙園でミーティングと会食でした。
お客様主催の少人数でのパートナー会で、お客様の社長・役員さんとコアパートナーの社長さん達が集まり、IT業界動向やこれからのサービスモデルのあり方、情報共有を行います。
事前にパートナーを代表して、懇親会での乾杯役を仰せつかっておりました。
「乾杯」って音頭をとるだけなら、数秒でできますが、挨拶を入れるとどのくらいの時間が適当なのでしょうか。
みんな喉が渇いているし、グラスを持って立ち上がっているし・・・結婚式の乾杯とは違うシチュエーションだから1分くらいかな??
以前、知り合いの会社の記念パーティーに出たとき、「乾杯」の人の挨拶が延々20分以上あって(社長や主賓の挨拶より長かったです。)、シャンパングラスを皆一度テーブルに置くはめになったことがあります。
大きな声では言えませんが、あれは評判が悪かった!!
今回はビールで乾杯!!(*^o^)_d[]☆[]b_(^-^*);
目の前で泡が消えていくとちょっとあせります。 (⌒_ ⌒;
1分間スピーチということで
日本経済のパラダイムシフトとIT需要(ただし、日本のITの国際競争力はまだまだ)、IT業界のビジネスモデルの転換の必要性(垂直統合型⇒水平型)、求められる人財(業務遂行型⇒知識創造型)、マーケティング3.0(共創による価値の創出)・・・についてドラッカーの言葉も交えて1分間にまとめ、
「それでは皆様の会社の今後のますますのご活躍とご発展、そして皆様方のご健康とご多幸を心より祈念しまして、乾杯したいと存じます。ご唱和願います。乾杯!!」
となんとかまとめました。
お料理もおいしかったし、何より着席スタイルはありがたいです。
和やかな雰囲気で懇親会は終了し、
出席されていたパートナー企業の社長さんと帰り道が一緒に・・・
なんとその社長さん、自称「ドラッカー信者」だそうで
「いやー長田社長のスピーチにドラッカーの名前が出てきて、感激しました。自分はドラッカー信者で、昨日もドラッカー勉強会に出たばかりです!!」
そして、おもむろにワタクシの頭にご自分のヘッドフォーンをかぶせ、
「ドラッカーがお好きなら、この曲もわかりますよね。ドラッカー信者は皆この曲大好きですよ。」
ときっぱり・・・
すみません。. m(_ _;)m
全くわかりませんでした。耳に入ってくる曲はクラシックではないし、かといってポップスでもない・・・
素直に「この曲なんですか?」
と聞いたら、
社長さんの顔は曇り、一瞬ですが場が凍ったような気がします。
「カンツォーネですよ。興味ありませんか?ドラッカーが好きな人はこのカンツォーネファンが多いはずなんだけど。」
カンツォーネは以前ローマに行ったときに、夕食を食べながら、ちょっと聞いたけど正直「オ・ソレ・ミ~~オ♪~~」ぐらいしか知りません。
社長さんとは途中でなんとも気まずい中途半端な別れ方をしました。
家に帰って「ドラッカーとカンツォーネの関係」をネットで調べても、
やっぱりわかりませんでした。
社長さん、ごめんなさい!!(≧≦) 今度教えてください!!
P.S 本日 iPhone 5s GOLDが手に入りました。ちょっとウキウキです。 o(´∇`*o)
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2013/11/12 7:06
2013年11月12日(火)(晴れ)
知り合いの同業者の社長から
「すっごく狭くてきたないけど、すっごくおいしい焼き鳥屋があるから呑もうよ!ただし、鼻の穴まで焼き鳥の匂いがつくから、きたない格好でおいで!いいスーツなんか着てきちゃだめだよ」
とのお誘いがありました。
彼はワタクシより少し年下の創業社長で株式上場も果たしています。
翌週からはシリコンバレーに拠点を構築するために一時渡米し、ついでにハーバードのMBAのエグゼクティブコースに入学して勉強してくるそうです。
ワタクシごときと気さくに付き合ってくれるのが不思議なくらいの出来た社長さんですが、何故か「経営」の話とか「MBA/MOTがらみ」の話では大いに盛り上がります。
こういうの「馬が合う」っていうのかな?(^-^∩)
訪れたお店は・・・
なるほど狭くて、きたない。(・ω・`)
でも愛想はないけど、愛嬌を感じるおやじさんが炭火で焼く焼き鳥はうまい!!
お酒も回ったところで、社長さんがワタクシに聞いてきました。
ところで「長田さんの将来のプライベートの夢は?」
実は・・・
あまり人様には言ったことがないのですが・・・
「わたし、経営者相手の呑み屋のおかみさんをやってみたいんです。経営を担っていて、沢山責任や重荷を背負っている人が、男性でも女性でも一人でふらっと来て、安くておいしいものをちょっと食べて癒されて帰ることができるような・・・
まっ愚痴ばっかり言っている人には、いつもの”あんたさ~~!!しっかりしなさいよ!!”とか”経営を甘く見なさんな!!”なんて言ってしまうかもしれませんが・・・・」
と冗談で言ってみたら、
社長さんはすごく真面目な顔で
「冗談かもしれないけど、すっごく腑に落ちる。絶対向いてる。!やるべきだ!!」
と、褒め言葉(たぶん・・・)をたくさん言ってくれました。
「じゃあ、本当にやるって言ったら出資してくれます?」
と聞いたら、
「もちろん!!絶対出資します。客にもなります。マーケティングもやります!!」と心強いお言葉が・・・。(^O^ )
ワタクシって「呑み屋のおかみさん」に向いている雰囲気があるのでしょうか。
でも本物の「呑み屋のおかみさん」に「なめるなよ!!この世界はそんなに甘くはないわよ!」と叱られること必須でしょうね。ヽ(`Д´#)ノ
ですのでこの夢の話はたわいのない冗談です。(o^▽^o)ノ゚
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2013/10/09 7:29
2010年10月9日(水)(晴れ)
昨夜のMOTの「研究開発マネジメント」の講義はGoogleのHR(人事)部門のマネジャーとのディスカッションでした。
53,000人の社員をもつGoogle社のMission(使命)は「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるよう にすること」
そしてGoogler(グーグラー)と呼ばれる社員にとって、最もやりがいを感じることは高い報酬でもなく、ただでごはんを食べることができるカフェテリアがあることでもなく、好きな時にマッサージが受けられることでもなく・・・・
「面白い、そして世の中を変えていく即ちイノベーションを起こす為の仕事ができる!!」
ことだそうです。
最初に世界を感動させたGoogleの検索エンジンは創設者のラリーペイジとサーゲイ ブリン、たった2人で作りました。
今は6万人弱のエンジニアやデータGeeks、コンサルティングファーム、HRチームがいます。
社内情報の透明性、社員の自律性、そして何より多様性を重要視した環境とポジション!!
多様性の一つであるLGBT(レズビアン(女性に惹かれる女性)、ゲイ(男性に惹かれる男性)、バイ・セクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)の頭文字を取った総称であり、セクシャル・マイノリティ(性的少数者))という言葉の意味も始めて知りました。
ひとりひとりがどれくらい面白い仕事をしているのでしょうか。
興味津々です。o(^-^o)
ちなみにGoogleの人材採用ポリシーは「世界で一番優秀な人を採用する」ことで、人に関するどんな判断もすべてデータ分析に基づいて行われるそうで、採用バーはめちゃくちゃ高いらしい・・・。
1回や2回の面接で
「よさげな人かも・・・・」
なんていう感覚的な採用や評価はありえないということ!!
そしてGoogleのHRには所謂人事タスクに対するデシジョンメーカーの役割はなく、人事評価やGooglegeist(社員満足度)の旗振り役は基本現場だそうです。(昇進や昇給もデータに基づいて本人が自分でアピールするそうです。)
GoogleのHRの任務は一言でいうと「ヘッドハンティング」がメインらしい。
ただし、どんなに学歴や経歴が素晴らしく、イノベーティブなナレッジやマインドがあると見込み、ヘッドハンティングして会社の採用フローにのせても、多岐に亘るデータ分析の途中で落とされる人材が多く、ある意味HRとしての泣き所でもあると言っていました。(最終判断はCEOのラリーペイジが行うそうです。)
新卒はともかく、キャリアでヘッドハンティングされて、その気になって結果的に採用されなかったら本人はショックかも( ̄▽ ̄;)!!
それはともかく
刺激的にも思えるGoogle Cultureは「こんな会社を作りたい」というたった2人の創始者の想いが原点で、それに共感するGoogler達に受け継がれ、多様なアイデアによって進化し続けていると感じました。
多くのことを学んだ1時間半のディスカッションでした。
Ideas come from Everywhere!
学んだからにはInputしたことをどうOutputし、どう活かす(あるいは捨てる)かまでしっかり考えようと思います。
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2012/11/28 9:39
2012年11月28日(水)(曇り)
今朝8:00、創業31年を迎えた某IT系企業の社長さんが来社されました。
初対面です。
Pro-SPIREエンベデッド部門の組織長が先々週ぐらいに、仕事でその社長さんにお会いする機会があり、何故か是非ワタクシに会いたいと言って下さり、指定された候補日時は3つ。そのどれもが8:00でした。
組織長は社長さんから”〇〇(株)の経営の真髄””手書きの座右の銘”、”社長さんの大いなる人間力且哲学的コメントがのった地方紙の新聞記事のコピー”の束を渡され、ワタクシに事前に良く読ませておくよう指示されたそうです。
応接室で名刺交換してすぐ手渡されたのが、近所の有名な(だそうです)和菓子屋のどら焼きと帝国データバンクのPro-SPIREの信用調査票!!
”増収増益を続けておられてたいしたもんですナ。自社の信用調査票は手に入らないからお持ちしました。”
と褒められました・・・(。´-_・)ン?
そこからは
”私は経営のことは良くわかりませんが・・・”と31年もオーナー社長を続けている経営者とは思えない前置きのあと、
ご自身の経営哲学というか人間哲学を語られました。
社長さんからの指示通り、事前に”経営の真髄”やHPを拝見してちょっと変わったオヤジかも・・・と覚悟と期待がありましが、中々こちらが口をはさむスキがありません。
で・・諭された中でこれはAgreeできないっていうか無理って思ったのは下記ひとつ。(他のお考えは松下幸之助さんや稲盛和夫さんの考え方の踏襲もありながら、ご自身の経営哲学が明確で、共感できることも結構ありました)
一.社長たるもの自社ビルをもつべし。(社員は家族なのだから、会社は自分の家。賃貸事務所では自分の家と同じように家族とは暮らせない。)
・・・
話にあった新卒採用はTOP主導であるべしというのは大いに同感です。
中でも
一.新卒採用はすべて社長一人で行うべし。(1:1の面接を1人につき3~5回(1回1時間半~2時間)を行い、人としての自分に共感して運命共同体となれば、良い意味で絶対に社長=会社に服従する。計算すると1年の内約100日間は新卒面接!!)
一.新卒を採用したら、自分のことが記載された新聞記事とともに親御さんに自筆の手紙を出し、大切なお子さんを育ての親として預かる旨を熱く語る。(出した手紙に親御さんから返事がなければ、常識のない親であることを当人に知らせ、必ず返事をもらい、それに対して再度はがきを出してCLOSEするそうです。)
凄いな、そこまで真似できないな、社員を服従させるなんて口が裂けても言いたくないと思いながらも、新卒採用はTOP主導であるべき重要な経営課題であるがゆえ、採用プロセスそのものについてはちと考えさせられました。
刺激的な朝のひと時でした。
普段はそうそうない機会だったのでもっと話を聞いていたかっし、ちょっと議論もしてみたかったのですが9:00丁度、当社の始業ベルが鳴ると同時にお帰りになられました。
礼儀作法にはかなり厳しいとお見受けした社長さんへのおもてなしに、ひとつ心残りがあります。
社長さん!!総務部が出社していなかったので、自販機で買ったHOT緑茶を湯呑茶碗に移し替えてお出ししました。
(社長のお客様には普通玉露かコーヒー・紅茶ですよね。)
ぬるくて、まずくて本当にすみませんでした。<(*_ _*)>
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2012/10/11 7:50
2012年10月11日(木)(晴れ)
最近、素敵な女性ビジネスパーソンと出会うことができました。
彼女が出演していたNHKの番組を、たまたま専務が見ていて
”世の中凄い女性がいるもんだ!!”
とTV内容をUPした番組サイトのURLを教えてくれました。
なるほど、たいしたもんだ!!魅力的!!会ってみたいな~と凄く思いました。
彼女が在籍する会社に仕事で相談したい事があったので、スタッフにコンタクトをとるように言ったら、TV出演以降新規クライアントからの問い合わせが殺到しているらしい。
”うちの社長が〇〇さんに会いたいと言っているので、何とかお越し頂けないか。”
”是非、〇〇さんに会いたい。”
”うちの会社も〇〇さんに担当してもらえないか?”
等々・・・皆考えることって一緒です!!
ワタクシは凡人でミーハーであるとつくづく思いました。
その企業からは”〇〇を担当させていただくのは無理かもしれません。他の者で担当させていただけないでしょうか?”
との回答があり
専務と”そりゃしょーがないよね~~!!人気者がPro-SPIRE規模の会社を担当するわけないよね~~”と話しながらも、スタッフのYにダメ押しでどうしても〇〇さんに担当してほしいと交渉するよう言ったら、
Yはやって遂げました。(Yには目的を見据えた、粘り強い交渉力があると思います。営業に見習わせたいヨ!!)
なっ!!なんと〇〇さんが担当してくれることになったのです。
来社した彼女はTVやサイトで見るよりはるかに華奢ながら、良い意味でぎらぎら感のない明るいポジティブオーラがみなぎっています。
テレビで言っていた通り、名刺はほんのりオーデコロンの香りがしました。
メールによるコンタクトは早朝の5:00にはじまり、返信もいつもタイムリーにやってきます。
これまで3回の来社がありましたが、そのたびにワタクシと専務に聞いてきます。
彼女の質問を要約すると
”自分と同じように旦那と子供がいて、どうしてIT企業の社長と専務なんかやっているのか?”(彼女には旦那様と2人のお子さんがいます。)
的なこと。
専務とワタクシは口をそろえて言います。
”そりゃー人にはそうそう言えないような苦労はいっぱいありましたし、今でも続いてますよ~~~!!”
・・・
この仕事がミートしたら、そうそう人には言えない内緒話(苦労話??)をこっそりしてあげようと思います。
経営者として迷いと怯えのない日は一日たりとも無いながらも、前へ進んで行くワクワク感のことも一緒に・・・
”生きているうち はたらけるうち 日のくれぬうち 相田みつを”
ということなんでしょうネ!!
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2012/05/23 7:57
2012年5月23日(水)(晴れ)
私の属するこのIT業界では、女性社長や女性起業家はかなり少ないのが現実です。
2ヶ月に一回ほど開催されるIT企業経営者の会合においても、会員60名中女性はワタクシただ一人・・・
ですので、時に他業種であっても女性社長や経営幹部の方達と話をすることはかなり興味のある有意義な時間だと思っています。
先日、複数の企業の女性社長、経営幹部の方達との懇親会で楽しく歓談しているときに、美容の話がでました。
皆さん、高そうなスーツに身をつつみ、お肌やメイク、ネイルまでかなり気を配っていて美しい方ばかりです。 人´∀`)☆
ネイルはおろか、ただ短く切っただけのワタクシの超天然爪を見て、
”長田さんも仕事と立場上、名刺交換とか良くあるのだから少しは爪の手入れをしたら!!”
と至極腑に落ちるアドバイスをいただきました。
そこから話は”コラーゲン”と”ヒアルロン酸””グルコサミン”・・・へ。
盛り上がる話の腰を折るつもりはありませんでしたが、
ワタクシ:”コラーゲンを食べるとお肌がツルツルになる”というのは科学的にあり得ないのでは・・・”
美しい女性経営者達:”エ~~~!!ほんとう?!!”Σ(゚Д゚)
予想に反して、食事の席が水を打ったように静まり返ってしまいました。 彡(´・_・`;)彡
私もやめとけばいいのに、
ワタクシ:”ヒアルロン酸を飲んでも,”お肌のヒアルロン酸,関節のヒアルロン酸”は増えないことも明らかだし、ヒアルロン酸を飲むだけ無駄だと思う。”
シ~~~ン・・・ (--)(--)(--)
ワタクシ”確かに、皮膚や骨にはコラーゲンが含まれる。コラーゲンってタンパク質だよね。 ご存知のとおり、タンパク質はアミノ酸からできているし、タンパク質を摂ると、体の中でアミノ酸に分解されて、吸収される。でもコラーゲンを作るアミノ酸は必須アミノ酸じゃないので、いくらでも自分の体内で作ることができるんだよ。 つまり肉でも魚でも、タンパク質さえ外から摂取すれば、体が勝手にコラーゲンを作ってくれるんだよ。”
美しい女性経営者達:”ってことは、コラーゲンを摂ってもタンパク質だから、アミノ酸に分解されて、また体の中でコラーゲンになるわけだよね。じゃあ、やっぱいいんじゃない?”
ワタクシ:”論理的にはそうだけど、いろいろな種類のタンパク質をバランスよく摂り、必須アミノ酸を作る方がよっぽど体にとってもいいし、そういった意味では市販や通販のサプリメントに含まれるタンパク質は少なぎると思う。”肌に含まれるコラーゲン”をいくら食べても,それは皮膚のコラーゲンにはならないということなんだけど。”
シシ~~~ン・・・(--)(--)(--)
ワタクシ:”ついでに言うとヒアルロン酸とかグルコサミンも関節や臓器細胞の周りにあるけど、サプリメントを薬みたいに飲んだからといって、関節の中までは届いて、効くわけじゃない。 言い方悪いけど、肝臓の悪い人がレバーを食べて肝臓病が治ったりしないし、髪の毛の薄い人が髪の毛の成分を食べても毛がはえるわけではないのと一緒の論理。非科学的な迷信だし、お金の無駄かと・・・”
正直、誰にも頼まれてないのに自らの発言でどんどん深みにはまって行きました。
飽くなき美と健康の追求に力を注ぐ、女性経営者様達からの”爪の手入れもろくにしないオンナの言うことを真に受けられるか!!”という無言のオブジェクション(異議、異論)が音をたてて襲ってきそうな雰囲気を感じました。
と・・・誰かが
”へ~~いいこと聞いた!!さすがバケ学出身だけあるね。論理的に納得もできた。もうコラーゲンとかヒアルロン酸とかグルコサミンを腸から吸収すんのや~~めたっ!!社員にも教えてあげよう。女性社員とかとお鍋食べ行くと、必ず別料金のコラーゲンボールを頼みたがるし・・・”
と好意的?な口調で沈黙を破ってくれました。
全員が大きくうなずき、これで手打ちの雰囲気になってくれました。
ホッ!!(・∇・;)
そのあと、
皆さまの行きつけの”ネイルサロン”や”エステ”の店の名前や腕の良い担当者の名前のメモまで書いていただき、
店に○○からの紹介と告げるようにとの有難い指示までいただき、
貧相なワタクシの爪を次回までに改善することを約束させられました。
素直に聞いてはいましたが・・・
”ネイルサロン”・・・行ったことありませんし、たぶん行かないと思います。 (*_ _)
次の懇親会の時には、コンビニでマニキュア買って塗っていきますかね~~~。
きっとばれて、また責められるんでしょうね!!
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投稿者: 社長 ブログ 投稿日:
2011/07/20 7:11
2011年7月20日(水)(雨)
プライベートで友達と呼べる人が極度に少ない私にも、年に3回ぐらいですが、心置きなく”一杯”を楽しむことができる友達が3人だけいます。
中学・高校の同級生!!(中学から4年制大学まであるキリスト教主義の女子校です。)
先週の金曜日の夜、8か月ぶりに下北沢にあるいつもの和食料理店に、いつもの4人が集まりました。
業種はそれぞれですが、皆仕事持ち。
たった8ヶ月の間に親を看取ったり、自身が病気を患ったり、若かりし頃は想像もできかったプライベートのインシデントに翻弄されながら、それでも仕事に奮闘する日々を送っています。
この日危うく会食の予定を入れられそうになりましたが、プライベート100%でできたこの”華の金曜日”を心待ちにしていた私は、力いっぱい抵抗し、守りきりました。
4人が4人とも大酒呑みの愛煙家です。(人にはくされクリスチャンと言われます。) (; ̄ー ̄)
料理もお酒も、兎に角味にうるさい!!
ふとした話の流れで話題が母校の今に及びました。
学校経営が危ないらしい・・・ξ゚⊿゚゚)ξ
この間、母校の同窓会の理事を担っている後輩からのメールにもありました。
”○○は相変わらず、というかどんどん経営状態は悪化しています。 もはや同窓会主催のフォーラムがどうこうというレベルではなく、学校存続自体が危うい・・ 教職員の浮世離れのおそろしさ・・・とでも申しましょうか(苦笑)”
私達の中学お受験の時、母校は最低でも偏差値65以上が必要でした。
当時、皆が滑り止めで受けていた某他校は今やなんと御三家の私立女子中学(桜蔭、女子学院、雙葉)に次ぐ名門校になったとか。
それに引き替え我が母校、今や偏差値55~59近辺とのこと。
大学に至るや、50を切っても入れるらしい。つまり平均以下とのことです。 p(;_; )q
偏差値と学校経営の相関関係については良くわかりませんが、短大を廃止して広大な土地を購入し、4年生大学を設立したり、寄付を募って校舎を全面立て替えたり、馬鹿高いITシステムを導入したりしていることは風の噂に聞いています。
今から40年前、私達の親は地味ながら母校の創立精神そして教育理念に心底ひかれて、娘を入学させ、そして自立した女性になるための教育をうけさせてくれました。(当時の私立としては相当高い学費だったらしい・・・)
打たれて、へこたれて、泣きっ面に蜂のような状況になっても何故か前を向いて進んで行く・・・そんな目には見えない強さも母校の教育によって培った部分が多くあると思います。
親子で母校が大好きでした。(統計学的に男性の方が寿命が短いと言われている通り、4人とも父親は既にあの世に行ってしまいましたが・・・。)
母校には立ち直ってほしい・・・と心から思います。
結局、”一杯”が”十杯”になり、更に1件はしごして、いつも通りタクシーによる朝帰りなのでした。(|li-∀-)ノ
次の集まり(10月くらいと言われています)こそ、私が言いだしっぺになることを固く約束して?させられて!!下北沢の夜は更けていきました。
”トモダチと呑む!!”という、ルーチンとは違う刺激は、一服の栄養剤のように体に沁みわたって、元気にしてくれるんだ。ということを大いに思った夜でした!! \(*^0^*)/
昨日そのトモダチの一人から
”お塩 バリバリくん”が家に届きました。
”お塩 バリバリくん!!”
500mlのペットボトルの水に塩まみれの紀州南高梅の梅干をひとついれておくと、クエン酸と塩分補給の水に変身、彼女曰く熱中症対策にサイコーだそうな。
汗だくの日々、バリバリくんで乗り切るぞ~~!! (`◇´*)ノ。
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