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投稿者:
社長 ブログ
2013/07/17 7:15
2010年7月17日(水)(曇り)
突然ですが、「エスノグラフィー」という言葉をご存知でしょうか。
かく言うワタクシもMOTの講義で初めて聞きました。
単純に日本語に訳すと「参与観察(サンヨカンサツ)」。
ますます訳がわからなくなりそうですが・・・
「集団の内部に入り込み長期間の観察やインタビューを行なうことで、豊富な定性情報を取得するフィールドワーク手法でユーザーや働く人が自分自身でも気付いていないような潜在的な意識や思考の理由などを探しだす手法」
まっ簡単に言いますとゴリラの生態は檻の中で飼って見ていたのでは正確なところは把握できませんが、実際に観察者がジャングルでゴリラと生活を共にするとわかってくる・・・
といったものだそうです。
パナソニックがこの「エスノグラフィー」の手法を用いてインドで「サリーを丸ごと洗える洗濯機」を開発・販売して当時大儲けしたとか、某IT企業で発生した「火吹き金融系開発プロジェクト」が見事に収束したとか、最近ビジネスやマーケティングの世界でも活用する事例が増え、注目を集めているそうです。
今トレンドとなっている「ビッグデータ」の統計解析技術とは異なり、「エスノグラフィー」手法を使うと、より深く人間の本音やこだわりに迫ることができ、収集されたデータだけでは見えてこない真実や心の奥深くに存在する自覚のない感情やニーズが明らかになってくるそうです。
先日WBS(ワールドビジネスサテライト)と言うTV番組で「長時間労働や過酷な就業環境で自殺者が増加していることが国全体の問題となっている韓国のある企業で、会社内にプールを設置したり、子供連れ出退勤の自由を認めるなど、社員のフラストレーションを軽減する対応をしたところ、製造プロセスにおけるミスが目に見えて軽減した。自殺者も減っていく効果があるだろう。」とのニュースをやっていました。
これも実は、「エスノグラフィー」を用いて観察した結果の会社対応が本当に効果となって表れている事例だそうです。
が・・・
日本では「エスノメソドロジー」を使える「エスノグラファー」という人材はまだまだ少ないらしい・・・(正式な認定制度もないそうです)
かたや、「ビッグデータ」解析に必要な統計解析技術や「モデル化」のノウハウを持った「データサイエンティスト」という人材も圧倒的に不足していると今日の日経にも載っていました・・・
「ITスキル」と「統計解析技術」に加え、「エスノグラフィー技術」があったら産業界全体から見てもニッチなノウハウを持つ小企業を目指せるかも!!
MOT・・・もう少し・・・というかあと1年半強デス (;´ρ`)、頑張ってみようと思います。
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