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代表取締役社長 長田ゆかり

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09 15

投稿者: 社長 ブログ
2015/09/15 7:03

2015年9月15日(火)(晴れ)

旅行ブログが続いたので、ちと真面目なブログを書くよう人事からお達しがありました。(ノ∇`)

ということで本日は、掲題について記載致します。

B2BビジネスでもB2Cビジネスにおいても、企業はお客様の声を聞かなければならないと言われています。

Pro-SPIREのSI営業も建前として年がら年中そんなことを言ってる・・・

聞こえは良いですが、これってある意味、こちらサイドの企業主体の考え方であると思います。

今はお客様や他のステークホルダーと一緒になって新しい価値を生み出す「価値共創」の時代であると言われています。

「価値共創」、「Creating Shared Value(CSV)」、「CO-Creation」・・・

言葉には凄く共感します。中期計画にも、第28期経営ガイドラインにもこの言葉を活用しています。

でもそれを実現するためには、どんなプロセスを踏んでいけば良いのでしょうか。

お客様のニーズや、ニーズの背景となるような仕事上の不便さや課題について、お客様自身が自覚し、明確に言葉や態度として示すことができるとは限りません。

また、企業側には、コミュニケーションを通じてお客様の言葉や振る舞い、くせなどからニーズを汲み取り、最終的にはお客様自身に気づきを抱いていただくという高度なスキルが求められます。 

それに加え、企業側が「顧客との価値共創」を望んだとしても、お客様サイドが必ずしも協力的であるとは限りません。

「いいからこちらが言ったとおりにやってくれ!!<( ̄^ ̄)>. 」

なんて主従関係顕なシチュエーションも無きにしも非ず・・・

「顧客との価値共創」の具現化はお客様と真摯に向き合い、誠実にコミュニケーションを重ねていかねば成り立たないと思います。

日本の企業数の99.7%は中小企業です。(2015年度版中小企業白書より)

社会・経済環境のグローバル化やデジタル化が進む中、日本の中小企業も、大企業の獲得した市場の恩恵に依存することなく、能動的に市場を獲得する必要が高まっています。

ただ、中小企業には設備や情報、人的資源への投資になかなか余裕がないことも事実です。

そこで、Pro-SPIREの主軸事業でもあるITを利活用するスキルが重要性を帯びてきます。

特に製造業ではドイツのインダストリー4.0をはじめ、欧米中等の諸外国の製造業改革で使われているIoTの活用スキルも欠かせません。

ただし、IT利活用においてはいきなりITベンダーへの丸投げでは決して価値共創はできないと思います。

価値共創のためのIT活用にいたる前の現状認識における1'stステップとして、Pro-SPIREでは「ビジネス・エスノグラフィー」という分析手法を活用することを推奨しています。

「ビジネス・エスノグラフィー」とは参与観察や事前のQ&Aリストをもたないエスノグラフィカル・インタビューを通して、人間や社会に潜在する原理を、あらかじめ仮説を立てずに把握する研究手法である文化人類学発祥の「エスノグラフィー」を、ビジネスの場面で応用した分析手法です。

お客様企業が陥りがちな技術への過信や量的分析の偏重に対し、人間中心(ヒューマン・セントリック)に立ち返って実態を把握するために、お客様への参与観察やインタビューを実施し、その記録に基づいて課題を発見し、お客様や他のステークホルダーを巻き込んだ参加型デザインによる課題改善/解決の支援する分析手法です。

当然観察する側、観察される側の間には「ラ・ポール」という相互の信頼関係が必要ですし、観察やインタビューの分析には相応のスキルを必要とします。

第28期7月よりPro-SPIREには日本では数少ないプロのエスノグラファーのH先生が顧問に就任して下さいました。

ワタクシを含め複数の社員・役員が「ビジネス・エスノグラフィー」についての大学院での専門教育と訓練を受けております。

「ビジネス・エスノグラフィー」を起点とする価値共創のための新たなITサービスモデルの構築と展開・・・

産学連携も視野に入れて取り組んで参ります。尚今月中には当社HPに「ビジネス・エスノグラフィー」に関するコンテンツを掲載すべく準備中です。

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